Webの鮮度を保つ【Web運用】
ホームページはある。でもなかなか更新できない。オンラインショップも開いたけど売れない。「結局意味なかったな」と放置していませんか?
そんな風に、うまく活用できずに放置されているサイトをよく見かけます。今回はどうしてそうなってしまうのか解説し、実例を交えながら回避する方法を紹介します。
Webは“誰かの仕事”にしないと動かない
Webの運用は決して手軽にできるものではありません。たとえ小さな企業であっても、Web関係の仕事のために1人雇うことを検討したほうがいいぐらいには、することがたくさんあります。
しかし、地方では人材や予算に余裕がないので、普段の業務にプラスして誰かがやることになる場合が多いです。そうなってくると、どうしてもWebにかけることができる時間が少なくなり、成果を出すことは難しいです。
まずはホームページを自分にとってのプラスに
ホームページは鮮度が命
地方の中小企業が本や記事で解説されているような「教科書通りのWebマーケティング」をするのは難しいです。
そういった中で地方の中小企業がWeb運用のために、まずできることは「ホームページを企業にとってのちょっとしたプラスにすること」です。
企業や商品、サービスについてなにか調べようと思ったとき、まずはインターネットで検索をかけます。それで出てきたサイトのお知らせ欄に2年前の日付で「ホームページをリニューアルしました」とあるだけだったら…この会社、今も営業してるのかな?と不安になりますよね。
というように、ホームページをリニューアルしたはずなのに、更新しないせいで会社の信頼度が下がってしまうことは、ありがちです。こういったことをなくすため、ホームページの情報の鮮度はとても大事です。
お知らせ更新で鮮度を保つ
ホームページの鮮度を保つには、お知らせ欄を定期的に更新することがおすすめです。例えば、こちらの長崎市にある洋食店primroseさんのサイト。
基本的に営業日のお知らせを月一で更新するだけですが、それだけで、今もきちんと営業しているんだって安心できます。

primroseさんのサイトは、過去のお知らせを見ると2021年にリニューアルをしていて、ホームページの作りとしては、2025年の今では少し古くなりつつあります。ですが、お知らせ欄の日時が今に近いので、ホームページが少し古く見えても、ここに載っている情報は確かに今の情報なんだと安心して見ることができます。
お知らせ欄は、お客さんがホームページが生きているかどうか判断するところです。何かしらの形でお知らせを定期的に更新するようにしましょう!
「お知らせ欄に書くことが何もない!」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。どんな業種の方でも、簡単にお知らせを更新する方法についてまとめています。
お知らせ更新からWebマーケティングへステップアップ!
今まで止まってたお知らせ欄の更新を何度かして、会社について発信することに慣れてきたら、本格的なWebマーケティングについて考えてみましょう。
お知らせ欄を更新し続けることは、きっと想像するより難しいです。継続した更新ができるようになったら、自分たちが普段の業務と並行してできるWebマーケティングはどれくらいの規模か、おおよそ分かってきます。
更新が続いているホームページを持っている時点で、ホームページは十分な役割を果たしています。ですので、そこから先はで無理のない範囲で手を出していくのが良さそうです。
まとめ
Webマーケティングがしっかりできないのは、何でも自分たちでやっていく必要がある地方の中小企業にとって、ある意味当たり前のことなのかなとも思います。
ですので、地方でのWebマーケティングについて気になって、この記事を見たという方!運営しているホームページの最新のお知らせが1年前、2年前なら、何かしらお知らせをしてみるところから始めてみてください。
「いきなり更新して変に思われないかな?」
「ホームページの更新方法を調べ直すところから始めないといけないし、大変だな」
とか、思うこともあるかもしれませんが、まずはお知らせを1つ投稿するところから!
その1つのお知らせが、会社の“今”を届ける大きな一歩になります。
まずは1行、書いてみませんか?